コンテンツにスキップ

アプリ班の活動内容

アプリについて

アプリとは、アプリケーションソフトウェア (application software) の略で、ある目的に沿って作られたソフトウェアのことを指します。今、あなたがこのページを見ている「 Safari 」や、「 Google Chrome 」、「 Firefox 」も、アプリの一つです。

アプリの種類はネイティブアプリ、 Web アプリの2つに分けられます。ネイティブアプリは端末にインストールして使うもので、配布には「 App store 」や「 Google play 」などのアプリダウンロードサイトや、CDなどの媒体を使います。WebアプリはWebサイト自体にアプリの機能があるもので、インストールしなくてもサイトにアクセスすることで利用できます。

アプリ班では、ネイティブアプリの 2D ゲーム・ 3D ゲームを作っています。ネイティブアプリと言ってもアプリダウンロードサイトに上げることは少なく、文化祭ホームページ等によって外部に公開しています。去年文化祭に向けて作ったゲームはこちらで公開しているので、是非ご覧ください。

ゲームの製作方法

ゲームの制作には「Unity」や「OpenSiv3D」というものを使っており、それぞれ C#、 C++というプログラミング言語で動きを制御します。もともと C# や C++ ですることは計算、文字列や配列の管理などで、出力は文字です。一方でアプリ制作の場合、点や線などの図形を出力をしたり、特定の位置に文字列を出力したりする必要があります。そのため、 Unity や OpenSiv3D で使う C#、 C++の仕様は普通のものと少し違い、アプリ制作に特化したものになっています。

話がそれたので、 Unity、 OpenSiv3D それぞれの入れ方と、それぞれの特徴について説明します。

Unityの入れ方と特徴

Unity は、このサイトから「 Unity Hub 」を入れ、ライセンスを取得した後、 Unity Hub からファイルを作ることで使うことができます。

Unity でゲームを作るときは下の画像のような画面で作業します。 Unityの作業画面 Unity でゲームを作るときはすべての挙動をコードで書くのではなく、Unityの機能を使って物体を置いた後に、必要ならば C# のコードを充てます。そのため、全くコードが書けない人でも使ってみることが出来ます。プログラミングを全く知らない人も、Unityを使いながら学んでいくことが出来るでしょう。

一方で、 Unity には数多くの機能があります。物理演算、アニメーション、ライティング(光を当てること)、・・・挙げていけばキリがありません。無料で使える Unity ですが、それらをうまく使いこなせればとてもレベルが高いものも作れます。Unityはさっき言ったように敷居が低いので、とりあえず触ってみてはいかがでしょうか。

参考までに、去年の文化祭で作ったゲームの中でUnityを使ったのは、「BlowShooting」・「infinity run」・「Maze」・「Doppelgänger」(下画像)・「TK_FPS」・「fps game」です。

かわいい!

OpenSiv3Dの入れ方と特徴

Open siv3D を使うには、 Windows 環境では「 Visual Studio 」、 MacOS 環境では「 Xcode 」というエディタを入れたのち、このサイトに従ってOpenSiv3Dをインストールします。 Ubuntu などの Linux 環境では、このサイトに従って「 Open siv3D Linux版」をソースコードからビルドすることで使うことができます。

OpenSiv3D は Unity と違い、図形の表示などすべての処理を C++ のコードによって行います。すべてがコードの中で完結するので、 Unity よりわかりやすいという人もいるでしょう。作業画面は下の画像のような感じです。(左半分がコードを書くエディタで、右半分はテストプレイのウィンドウです)

OpenSiv3Dの作業画面

OpenSiv3Dの利点として、他には「競プロで主に使うのと同じ C++ を使うので、競プロと並行してやりやすい/競プロの片手間にチャレンジできる」というものや、「公式のチュートリアルが充実しているので勉強しやすい」というのがあります。興味を持った方はこちらの公式チュートリアルを覗いてみて下さい。

参考までに、去年の文化祭で作ったゲームの中でOpenSiv3Dを使ったのは、「ピコピコハンマー」・「ブロック崩し」(下画像)・「Convex Hull Visualizer」・「CrammingGame2.1.1」です。

ブロック崩し

終わりに

アプリ制作に少しでも興味が湧いた人は、是非アプリ班に入ってください!

文責:樋口 峻大 (TAKA)、nuhunune


最終更新日: 2021年4月28日